純支払利息比率について
純支払利息比率
この指標は一般的に企業の健全性を示す指標です。
経営状況分析指標の4つの指標のうち「負債抵抗力指標」のうちのひとつです。
純支払利息比率の算出式
記号 | 指標 | 寄与度 | 算出式 | 上限値 | 下限値 |
x1 |
純支払利息比率 |
29.9% | (支払利息-受取利息配当金)÷売上高×100 | -0.3% | 5.1% |
※1.売上高の額は、審査対象事業年度の完成工事高及び兼業事業売上高の合計金額です。
※2.純支払利息の額は、審査対象事業年度における支払利息から受取利息配当金を控除した額です
※3.上限値-0.3%に満たない場合は-0.3%とし、5.1%を超えるときは5.1%とします。
売上高に対して実質的な支払利息がどの程度あるかを示しております。この数値が小さいほど支払利息の負担が少なく、良好な状態と考えて良いでしょう。
純支払利息比率の評点アップ対策
※実質金利を減額すること。
そのためには借入金を返済したり、増資による資金調達を行ったり、公的資金の活用がベストと考えます。